アラフォー独身男子の英国留学記

10年以上勤めた会社を辞め、学生時代からやってみたかった留学を決めました。留学への道のりから滞在中の英語学習や現地の様子を備忘録として、そして社会人留学を考えている人の助けになるようなブログを作成します。

全然Mind The Gapじゃ済まないロンドン地下鉄

日本の皆様こんばんは。こちらは昼の2時半になります。aroundfortyinukです。今日はタイトルにあるようにロンドンの地下鉄についてお話したいと思います。

 

ロンドンは東京ほどではないにしてもとても地下鉄が発達しているなと感じています。地下鉄を乗りこなせばロンドン市内であればどこへでも行けちゃうのではないかと思うほどです(言い過ぎた)。でも普段の生活では何不自由なく交通手段として使えていますし、かなり便利だと思います。この2週間過ごしてみて日本の電車と比較すると面白い点やちょっと変わっているなと思う点がいくつかあったのでご紹介したいと思います。

 

 

Mind The Gap

Mind The Gap

地下鉄に乗っていると、駅に着く際 ❝Mind The Gap❞とアナウンスしてくれる事があり「ギャップに気を付けてね」と注意を促してくれているわけです。Gapというとなんとなく「ズレ」とか「割れ目・裂け目・隙間」なんて意味が想像できると思いますが、写真を見て頂ければわかると思いますが、「いやこの段差、ステップ(階段)か?」と思うほどレベル差があります笑。多分15cm~20cmくらいの違いはあるのではないでしょうか。まだまだ英語初心者の私なので分かりませんが、これくらいのレベル差もGAPで言い表せるのものなのでしょうか。

 

最初私がこのMind The Gapを聞いた時「あぁ、ちょっとホームと電車の間に隙間があって落っこちないようにすればいいのね」くらいに思っていたのですが、上下のレベル差が生じてるのか!と驚きました。東京だと、飯田橋か市ヶ谷あたりの総武線の電車とホームの隙間がすごい開いているところがあるのは覚えていて、あれもちょっと怖いなと思っていましたが、上下のレベル差も知らなかったら転びそうですね汗。ぜひ皆さんもロンドンで地下鉄を利用されるときはこのMind The Gapを注意して聞いてみて頂ければ面白いかもしれません。

犬連れOK

ロンドンの地下鉄は飼い犬を連れて乗車できます。日本でもたまに犬用バッグに入れて連れている人も見かけますが、ロンドンは普通にリードにつないだままの状態で乗ってきます。それがまたかわいくてかわいくてしょうがありません。ニューヨークは鞄に入らない犬は乗車禁止となっているようで、何年か前に鞄に入った犬たちの写真や動画がバズっていましたね。

 

今週学校に向かう途中の地下鉄で柴犬を連れたお兄さんが乗ってきました。そしてそのお兄さんの向かいにはごっついおじさんがいたのですが、柴犬に向かってニコニコとほほ笑んでいた姿を見て「あぁ、なんて幸せな世界」とこちらまで幸せな気分になりました。また今日は小型犬が座っている乗客にしっぽを振りながら愛嬌を振りまいているのも見かけることが出来ました。

 

にしても、この犬たちを見るとちゃんとしつけが出来ている子たちだなぁといつも感心してしまいます。むしろ人間の方ががやがやとうるさい時もありますね笑 そんなかわいいペットに会えるのもロンドン地下鉄の面白さかもしれません。

 

どうにも座りにくい腰かけ

腰かけ

ロンドン地下鉄には車両によって腰かけエリアがあります。ちゃんと座面と同じようにクッション性のある(実際はほとんどないが)布が張ってあり、人がちゃんと利用できるようにデザインされています。ただ、この腰かけがどうにも座りにくいのです。もしかしたら私の足が短いせいもあるかもしれませんが、中々しっくりと座ることが出来ません。おまけに頭の部分は天井に向けて垂直に壁があるわけではなく、45度くらい内側に傾斜した形になっているので、頭もぶつかります笑 どうしてこんな設計になってしまったんでしょうね笑(→調べてみると、トンネルの形に合わせた車両形状のようです)

 

実はこの腰かけエリア、車椅子やベビーカー用のスペースとしてデザインされているようです。腰かけを作ることであえて座席をなくしてそのスペースに車椅子やベビーカーなどを設置できるようにしています。車両によっては、腰かけエリアの代わりに座面を倒して使えるようにしているものもあります。日本に比べてロンドン地下鉄の車両は小柄で対面の人との距離が短いです(これも車両によって差がありますが)。なのでできるだけスペースを有効利用できるように腰かけや座面を倒して利用する仕組みがとられているのでしょう。

 

意外と時間に正確

これは以前も少しブログの一部に書きましたがロンドン地下鉄は結構正確に到着します。駅のホームに後何分で到着するか電光掲示板で表示されています。海外の地下鉄の時間はあてにならないなんてよく聞きますが、この正確性には正直驚きました。

 

ロンドンには日本の乗換案内のような細かい時間などが検索できるアプリはない?のですが、グーグルマップで検索して乗換や時間、運賃を確認します(乗換案内ににたアプリはあります)。そして、グーグルマップで検索した所要時間よりも早く着いたりもします笑。これはなんだか得した気分になります。もしかしたらグーグルマップの時間が当てにならないだけかもしれませんが。

 

ただし、ストライキが結構頻繁に起こりますので、ご利用の際は利用線の情報はこまめにご確認ください。2022年に開通したエリザベスラインは毎週末ストが起きているとかいないとか。そんな事を言っている友達がいました。また、利用しようとした駅が急にゲートを閉鎖して新規入場を拒むこともあります。今日たまたまそれに出くわし一時駅周辺は人がごった返していました。一体なんだったのだろう。

 

雰囲気や清潔度

基本的に車内に悪い雰囲気が漂っていることは今のところありません。ただ、日本に比べると騒々しいかもしれません笑。結構大声で電話をしている人がいます。また、YouTubeなどの動画を音声付で垂れ流している人も見かけます笑。酔っぱらって同僚や友達の名前を大声で呼んでいる人も見かけます笑。もうこれは海外だからしょうがない、それが普通だと思って受け入れましょう。

 

また、車内は至って清潔な印象です。ただし、バスは色々な話を聞くとそうでもない時もあるようなのでご注意ください。私はまだバスは時間的に怖くて乗れていません。

 

 

と、2週間過ごしてロンドン地下鉄の面白さや意外な点に気付くことができました。次回ロンドン地下鉄のブログを書く時は乗り方をまとめてみたいと思います。すごく簡単なので観光に来られた時は利用してみてください。

 

本日も何でもないブログにお付き合いいただきありがとうございました。

特に話すことはないけれど

家の近くの公園

今日は久しぶりに朝から晴れているのでなんとなく気分が良くなり写真まで撮ってしまいました。ただ少し風が強いですが、気温はさほど低くないです。8,9℃くらいだったので歩いていると少し汗ばみます。

 

写真は家の近くにある大きな公園で休みの日とかは子供たちのサッカー練習に使われていました。めちゃくちゃ広いんですが、あまり使っている人を見かけないですね笑。寒いからか?時間があれば明るい時間に散歩でもしてみようかなと思います。

 

にしても本当に私は写真が下手くそで、デザインの仕事をしているのどうしても写真に興味が持てません笑。僕は写真を撮るのが仕事ではなく、どう撮ってもらうとかっこよく見えるかを伝える側だと思っています笑。でも少しは写真上手くなりたいものです。

 

という事でこの記事は公園が近くにあって、写真が下手くそなことをお伝えするだけのものになりました。

1週間が経ちました! 1週間の生活をお話しします

お久しぶりです。この1週間生活に慣れるのに精一杯で文章かけていませんでした汗。

日本は今、夜中のようですね(イギリスと時差9時間)。最近SNSの投稿など日本時間を何も考慮せずにしてしまい、あー、日本は今夜中だったかと思うこともしばしば笑。自分の中の時間が少しづつイギリス時間になりつつあります。ですが、既に2回ほどランチに日本食を食べたアラフォー男子です笑。日本食やラーメンを見つけてしまうとどうしても足が向いちゃうんですよね汗。ラーメンはやっぱうめぇわ!

 

という事で、今日は1週間経ってみての感想を書いてみたいと思います。ちょっと長くなってしまいましたが、お付き合いいただけると嬉しいです。

 

 

1日のスケジュール

私はKaplanという語学学校に所属しているのですが、自分のクラスは11:45~授業がスタートするため、朝は7時過ぎに起きて比較的ゆっくりできます。この1週間はまだ何もすることがなかったので、早めに学校に行って前日の授業の復習や自習をして時間を過ごしました。

 

私はHigher Intermediateというレベルのクラスに所属しています。以前はもっとクラス分けのレベルが細分化されていたようなのですが、教員の人員不足なのか教室数の問題なのか、レベル分けのレンジに幅を持たせてクラス数を減らしたようです。なのでクラスメイトにも理解力に幅があり、私は結構ダメな方です笑。ただ、普段の生活におけるコミュニケーションにはそれほど問題なくやっていけてます。ビジネスやアカデミックな内容を理解するのがまだ難しいですね。

 

午前中はリスニング&スピーキングをメインとしたクラスで、午後はアカデミックな内容を含むクラスで同じ授業を2コマ続けて取るスケジュールになっています。午後の授業は14:35~スタートし、終わるのは17:50になります。なのでなんだかんだ朝からずっと学校にいなきゃいけないんですよね笑。

 

授業が終わるとクラスメイトとパブに行って飲む日もあれば、ホームステイ先に帰って夕飯を食べて寝るというかなりシンプルな生活の日もあります笑。というのもやはり最初の週は来たばかりということもあり、ジェットラグや緊張などで自分でも気付かないくらい疲れていたようです。おまけにジェットラグのお陰で、早くに寝るけど夜中の1,2時くらいに一回目が覚めてしまう等次の日に悪影響な生活を強いられていました笑。

 

出身地についてですがクラスメイトは本当に色々な国の出身の人であふれています。また自分は30代以上の人が入れるクラスにいるので年齢も結構バラバラです。30代から4,50代の人もいますが、年齢関係なく勉強しに来ているその姿勢は素晴らしいなと感心しています。日本人はかなり少なく、やはりヨーロッパ圏から来ている人や南米から来ている人が多い印象です。

 

ホームステイについて

私は学校が斡旋するホームステイ先に滞在しています。ロンドンの中心地から東側のBarkingというエリアにステイしています。ロンドンやイギリス全体で言えることなのか分からないのですが、一番カルチャーショックだったのが、このBarkingというエリア英語が聞こえてくるよりもその他の言語の方が耳に入ってくることです。イギリスも移民が多い国だとは思っていましたが、ここまで英語以外の言語が聞こえてくるとは思ってもいませんでした。ただ、ロンドン中心地のパブではやはり白人の数の方が多く英語であふれています。

 

ホームステイは自分には結構快適なもので朝夕食事つき(朝はパンやシリアルを自分で用意するスタイル)なので、料理が苦手な自分にはもってこいです笑 少し困っているのは洗濯は週1回のみという事ですかね。言いづらいですが、同じ服を何度か着ています(下着を含む)笑。そのほか困っていることはトイレの便座が冷たすぎるくらいです笑 その他は本当に快適で、ホストファミリー特にホストファーザーは優しい方で、すごくありがたいです。

 

ホームステイは当たり外れがあるとはよく聞きますが、過去何回かホームステイの経験がありますが、そこで特に問題が起こったことは何もないです。運がいいんですかね。

 

お金について

これはまた後程詳しく書かないといけないと思いますが、思った以上に金が飛びます笑。ほんと外食がとんでもないくらい高いと思いました。日本であんなにおいしい食事があの低価格で実現できているのが噓のようです。ランチ代が日本円で2000円かもう少し超えるくらいしますもちろん食べるものによっても変わりますが、カフェで売られているサンドイッチも1個約800円くらいしますしその上飲み物代なんかが乗っかってくるとあれよあれよとお金が消えていくわけです。

 

現在私は仕事を辞めてロンドンに来ている身なので正直懐事情があまりよろしくありません。日本で持っている株が下がらないように祈るばかりです笑

 

天気について

イギリスはほぼ曇りとは聞いていましたが、本当に曇りばかりです。まあ冬なのでそんなものかなと思っています。気温については1月~2月初旬は東京と同じか少しだけ温かいかといった感じで比較的過ごしやすいのですが、風はやはり冷たくみんなダウン等厚手の上着を着用して寒さを凌いでいます。ただ、イギリス人の友達曰く、日本同様、2,3月にまた気温がガクッと下がるようで最低気温は0℃を下回ることもよくあるそうです。日本の皆さんも是非寒暖差で体調崩さないようお気を付けください。

 

早く春、夏になって少しでも開放的な気分を味わいたいものです。少しうれしいのは6月の梅雨がないことです。友達曰くイギリスは6月がベストシーズンのようで、今から待ち遠しく思っています。ただ、夏はヒートウェーブがあるらしく寝苦しい日もあるとかないとか。私はイギリスでクリスマス、新年を過ごす事は出来ませんが、11ヵ月滞在できるので、オールシーズン楽しんでそれぞれの季節の良さをお伝えできればと思います。

 

治安について

私が住んでいるエリアは白人以外の人種が多く中東系の人?が大多数を占めている気がしています。なので、今のところチェーン系のお店以外はビビッて入れてないです笑。また、まだ自分が来たばかりという事もあり、緊張して歩いているせいか怪しい人に後をつけられたり、カモにされそうになったことはありませんが、気を抜いているとあっという間に携帯や財布を盗まれてしまうかもしれませんね。

 

こっちに来て学校でも指導がありましたが、歩きスマホをしていると自転車に乗っている人からスマホをかっさらっていかれる事が多発しているようで、本当にそれだけは気を付けています。外でスマホいじる時は出来るだけ立ち止まってめっちゃ手に力を入れて握りしめながらマップやら見ています笑。イギリス人の友達にも同じことを言われたので本当に頻発している事件なのだと思います。イギリスに来るときは歩きスマホには本当に気を付けてください。

 

にしても、イギリス、ロンドンについて言えば、観光客を除いて日本人や韓国人を見かけることはほとんどありません。日本人コミュニティはあるようなのでゼロではないでしょうが、アジア人はマイノリティだと思い知らされました。英語をしっかり学びたいという観点からするととてもいい環境なのかもしれませんが、自分と似た顔の人を見ることができない不安感というのは中々慣れるのに時間がかかりそうです。

 

食事について

先ほど物価については軽く話しましたが、では味についてはどうでしょうか。イギリスの飯はまずいとよく聞きますが、私はそこまでまずいと思いませんでした。ただ、自分がそこまで食にこだわりがないというのも事実ですが、まずくて食べられないという事はないですし、楽しい食事時間を過ごせてます。決して僕は味音痴じゃないですよ笑。まぁフィッシュアンドチップスの出現率は高いですが笑

 

驚いたことが1つあるのですが、食事というよりもカフェの事です。かなり朝早くから開いているカフェが結構あります。なのでコーヒー好きの方にはもってこいかもしれません。

 

交通手段について

今のところまだ地下鉄(通称TUBE)にしか乗っていないのですが、比較的時間通りに駅に到着します。よく海外の地下鉄はざらに遅れるなんて聞きますがそうでもなかったです笑。これは逆に驚いた点でした。

 

ただ、今回イギリスに来てすぐに”ストライキ”に直面しました。あのストライキです。日本でストライキなんてほとんど起こらないですから、今回どんな障害が発生するか全く見当もつきませんでした(日本だと池袋の西武のストライキが一番新しいですかね)。どんな影響が起こるのか全く分からずイギリス人の友達にURLを教えてもらい情報を入手することが出来ました。

 

運賃も食費同様そこまで安いというイメージはないです。数字上は£2とか£3とかで見ると安そうに見えますけど、現在1ポンド約188円くらいですからね汗。一日学校の往復で約1200円くらいです。ロンドンは日本のSUICAのようなOYSTER CARDというものがあってそれにチャージをして支払うか、Apple PayやGoogle Pay、もしくはタッチ決済のできるVISAやMASTERカードでの支払いが可能です。私は来週このOYSTER CARDの学生用の物があるようなので学校にそれを申請しようと思います。30%割引になるようです。これは結構でかい。

 

今のところのまとめ

という事でイギリスに来て1週間が経ち、今のところの感想をまとめてみましたが、概ねロンドンに対する評価は悪くなく10点満点中7点といったところでしょうか(何だこの上から目線笑)。また何か月かしたらこの評価が変わってくるかもしれませんので、帰国直前にもう一度感想をまとめてみたいと思います。

留学に至った経緯(2)

そのターニングポイントとは、皆さんの記憶にも新しいオリンピックです。(オリンピックには良い印象をお持ちの方は少ないかもしれませんが苦笑)

 

前職の会社でもオリンピック施設建設事業に参加できる機会があり2020年と2021年の一時期はヘルプ要因として事業に携わる事が出来ました。

 

結果コロナの影響で、作った施設を観客の方が使うことなく終わってしまったのは少し残念ではありますが、致し方ないですね。

 

施設建設では海外の業者も来て一緒に作業を行うので英語を使って彼らとコミュニケーションを取りながらあーでもない、こーでもないと苦戦して一つの物を作り上げる醍醐味がありました。

 

これは私にとって願ったりなわけです。

 

ただ英語でのコミュニケーションに興味があっても、英語でコミュニケーションんが取れるというのとはまた別物です。当然ですね笑。

 

しかしそのお陰でより一層海外への気持ちが増し、今の私を作り上げたと言っても過言ではありません。

 

普段の業務から離れ、特殊な仕事をこなす事で失っていたモチベーションも少し回復していたのですが、ここでまた一山越えなければいけない事態が発生してしまったのです。

 

 

 

オリンピック事業も終わり元の事業所に戻ってきた2022年から2023年にかけての事でした。

 

私はその期間に軽い鬱症状を発症してしまったのです。

 

今だから軽く話せる事ですが、本当に深刻な鬱病になってしまっては回復するのにかなりの時間が必要になるようです。

 

今鬱で辛いなと思っている方、我慢せずご自身の体を大切にして休むという選択を取る事も大切だと思います。

 

私は幸いにも軽い症状がみられる所で病院に通い始めたので回復するまでにそこまで時間は要しませんでしたが、一時期は朝の吐き気から始まり、一日中食欲不振、吐き気や胃腸の不良、人の話が理解できなくなる等、徐々に落ち込む日も増えていきました。

 

そうなってくると仕事でのミスも増え業務にも支障が出始め、このままではだめになってしまうと思いクリニックを受診したところ「自律神経失調症適応障害」と診断を受けました。

 

これらは私が長年仕事に対して抱いていた、「自分のやりたい事じゃないんだよな」という気持ちが大きく影響していたようです。

 

自分の気持ちに反して仕事はやりたくない事でもこなしていかなくてはいけません。

 

それが仕事ですからね。

 

それは重々理解しているのですが、その我慢が自分には良くなかったようです。

 

まあ仕事なんて自分がやりたいと思っている事は全体の3割程度しかないと思いますし、仕事なんてそんなものだというのも理解しています。

 

しかし、自分がやりたい事が出来ないというのも人によっては大きな苦痛な時間でもありますよね。

 

そこで私は思ったわけです。

 

体を壊してまで今の仕事を続ける必要はないと。(まぁ後々退職後2か月程は自分の選択が間違っていたかもしれないと悩み、何も楽しめない時期もありましたし、鬱っぽい症状が再発してしまった時期もありました笑)

 

それでも私は仕事(建築)から少し離れてみる事を決断したのです。

 

建築やデザインが嫌いになったわけではないので、少し離れてみてまた戻ってきたらまたやりたいと思える時が来るかもしれないと思っています。(訪れない可能性もありますが、それはそれで良いよね笑)

 

そして、自分がやってみたかった海外というキーワードを元に留学する事を決め、それに向かって動き始めたのでした…

 

 

 

これが私の留学に至った経緯というわけです笑。

 

まぁ特に驚くような内容ではないですが、自分のやってみたいという気持ちに素直になる事も時には大切かなと思うのです。

 

別に「何か問題を抱えているなら、そんな会社辞めてしまえ!」と言っているわけではありません。

 

自分のやりたい事にチャレンジする期間が人生の中に少しあったって良いんじゃない?という前向きな気持ちです。

 

それが今の仕事で実現できるなら会社を辞める必要はないですし、実現できないなら辞める選択もありでは?という程度です。(中々会社辞めるのは勇気が要りますけどね笑)

 

でもこれだけは言えます。

 

この選択が後の私の人生を豊かにするかそうでないかは分かりませんが、やらなくて後悔するなら思い切ってやるべきだ!と思います。

 

やって後悔するよりやらずにずっと引きずって後悔する方が勿体ない。

 

物事やってみないと分からない事だらけですよね。

 

だから人生は楽しいのかもしれません。

 

 

 

なんだか人生論みたいな内容になりましたが、これが私の素直な気持ちです。

 

(1)の冒頭で述べたように誰か一人でもこれを読んで気が楽になってくれる人がいれば幸いです。

 

確かに私は恵まれているかもしれませんし、ただわがままだけなのかもしれません。

 

でもその本当の辛さは自分にしか分からないですし、自分を救えるのは最終的には自分だけだと思っています。

 

 

 

そんな自分をどうか大切にしてあげてください。

留学に至った経緯(1)

皆さんおはようございます。aroundfortyinukです。

 

現在実家に滞在しているのですが最近ブギウギを見るのが日課となっています笑。

 

実家滞在も今日が最後で本日夕方の便で羽田に向かい1泊し、その後イギリスに向けて出国します。

 

ドキドキとワクワクが入り混じった感覚ですが、不安な気持ちも少なからずあります。

 

海外旅行は学生時代に何度も経験しているのですが、海外に長期間住むという経験はなく、その間体調不良になってしまわないかというのが一番心配です。

 

30代はまだ若い部類の人間かもしれませんが(でもアラフォー汗)、体調を崩すと体調不良が長引く気がしてきました汗。

 

前職の良くしてくれていた先輩が当時よく言っていた「名言」があります。

 

「老いが止まらない…」

 

正にそれです笑。

 

寒いとほんと体調崩しがちですよね。皆さんお互いに体調管理して元気に冬を乗り越えましょう!

 

 

 

ということで、今日から留学記の本格的なスタートになるわけですが、このブログでは、留学前編、留学準備編、留学編、帰国編の4つにカテゴリー分けしてブログを書き進めようと思います。

 

本当なら留学前編と留学準備編は既に終わらせて、2日後の出国に合わせて留学編をスタート出来れば良かったのですが、ブログスタートがかなり遅くなりました笑。

 

今後は帰国編以外の3つのパートが一時混ざった状態でブログ作成になるので、時系列が前後してしまうため、読み辛くなってしまったらすみません。

 

それでは今日はタイトルにありますように留学前編の「留学に至った経緯」についてお話します。

 

少し私的な内容が含まれているので長くなってしまい2回に分けてブログを書きたいと思います。

 

 

 

さて、留学理由ですが、留学される人は皆さん一人ひとり理由は異なると思いますので、そんな考え方もあるんだなという程度に捉えて頂ければ良いかなと思います。

 

こんな理由で留学するやつもいるんだなと思えれば、留学するしない、興味あるなしに関わらず少しは気が楽になる人もいるのではないでしょうか。

 

 

前回の「ご挨拶」のブログで私は高校生の時から海外に興味を持っていたのはお話しました。

 

海外に興味を持つようになるのに映画や音楽などのエンタメはかなり影響力が強いですよね。

 

高校卒業後、私は都内の大学に進学しました。

 

東京の大学だし留学生も少しはいるだろう!その人たちと交流してみよう!そう意気込んでいましたが、しかしご存じの通り私は理系の為、通っていた大学は理系と文系でキャンパスが異なり、理系のキャンパスには留学生はほぼゼロな状況でした笑

 

俺のキャンパスライフがぁ~、と嘆いていた時期もありましたがそんな事を言っている暇もなく学部の4年間は課題に明け暮れあっという間に過ぎていきました。

 

しかし、大学院に入ったところで私の人生を大きく変えるイベントが発生しました。

 

それは学科で約20名程の留学生を半年間受け入れる事となったのです。

 

彼らはアメリカの建築大学でかなり有名なSci-Arc(サイアーク)に通う学生たちで、設計のスタディの仕方も日本人学生とは全く異なりとても刺激に溢れた毎日でした。

 

彼らの滞在中はワークショップを行い共同で成果品を作り上げたり、一緒の設計課題をこなしたり、はたまたプライベートの時間も一緒に遊んだりと本当に濃密な時間を過ごすことが出来、今でも彼らとはSNSを通じて連絡を取り合っています。

 

また、私が所属していた研究室の教授がこの留学生受け入れを取り仕切っていたのですが、私が海外に興味ある事を覚えてくれており、留学生と日本人学生のパイプ役を私に任せてくれてくれたのです。

 

この経験は私にとって大学時代に本当にやりたかった事であり、人生を大きく動かす貴重な体験でした。

 

この経験をさせてくれた教授や大学には本当に感謝しています。

 

その後もチェコからの留学生が来た際も、彼らと設計作業を共に行い、今でもこの経験は何にも代えることが出来ない大切な思い出となっています。

 

 

 

そんな大学院時代を過ごし、朧気ながら就職するなら海外のプロジェクトに携わることが出来る会社で働きたいと思い、前職の会社に入社を決めました。

 

ここで私のモヤモヤした11年を過ごす事になるとはつゆ知らず…汗

 

要は仕事内容と自分のしたい事のミスマッチが発生してしまったわけです笑(全国の就活生の皆さん、是非企業研究は綿密に行って頂き、OBOG訪問などしてどんな仕事をしているのかちゃんと把握した方が良いと思います!!私が言うのも何ですが笑)

 

決して前職が悪いというわけではなく、私にとっていい面も合わなかった面もあるという事です。

 

一緒に働くことが出来た上司や同僚、同期の皆様には本当に感謝していますし、今こうやって留学に踏み切ることができたのも前職があったからこそなのです。

 

でも仕事って入社してみないと分からない部分がほとんどだと思います。

 

思った事が出来ないと思う人もいるでしょうし、逆に自分が想像していなかった事と自分の相性が良くてドンピシャで楽しめる人もいるでしょう。

 

私は正に前者であり、入社当初から違和感のモヤモヤが拭えず、でもせっかく入った会社だから少しすれば会社の仕事内容も変わってくるだろう!そこに賭けよう!そう思って11年働いたわけです。

 

結果、事業内容は10年やそこらじゃほぼ変わる事もなく、私のやる気はどんどんと失われるばかりでした笑。

 

また、東京で入社し、4年目から右も左もわからない仙台に異動になった事も自身のモチベーション低下に繋がったのでしょう笑。

 

それでも建築デザインの仕事は好きでどうにかそういう仕事が出来ないか自分なりに楽しみを探しながらやっていた時期もありました。

 

そんなこんなで8年目に差し掛かった2020年に新たなターニングポイントがやってきたのです…

ご挨拶

はじめまして。「アラフォー独身男子の英国留学記」のaroundfortyinukです。

 

 

 

このブログでは社会人留学や英語学習、海外生活に特にご興味のある方にとって「なるほど!」と思っていただけたり、カルチャーショックを共有していただけたりするようなブログ作成を念頭に置いております。

 

もちろんそれ以外の方々にも楽しんでいただけるような現地での生活ぶりもブログに綴ろうと思っています。

 

そんな私の備忘録にお付き合い頂ければ幸いです。

 

 

 

さて、そんな私の簡単な自己紹介をさせて頂きたいと思います。

 

タイトルにもありますように現在37歳独身であり、留学をするにあたり10年以上勤めた会社を退職しました。

 

この1文だけでも相当頭のおかしいやつとお思いの方もいらっしゃることでしょう(笑)。

 

まあ、退職理由については後々ブログで触れたいと思います。

 

海外に興味を持ち始めたのは、遡ること私が高校1年の頃となります。

 

当時中谷美紀さん主演の「恋するトップレディ」というドラマが放映されており、その主題歌にEnrique Iglesiasの「Hero」という曲が使われていました。

 

Enriqueはもともとラテン系の音楽で売り出していたのですが、Heroが収録されていたアルバム「Escape」はよりPopsを意識した親しみやすい楽曲が多く彼の音楽に引き込まれていきました。

 

そこから私の英語(海外)人生がスタートしたと言っても過言ではありません。(この恋するトップレディは22年前の1/8からスタートしたようで、私のブログスタートや留学と何かしら縁があるのではと思わざる負えません笑)

 

大学、大学院では建築を専攻し、卒業後は建築会社に勤め始めました。

 

その間も海外に行ってみたいという気持ちは変わらず「いつか行ってやる」と心のどこかに引っ掛かりながら生活していたので、これをせずに人生落ち着くことは出来ないと思い、結婚もせずずるずると生活してしまっていたのかなと思っています(汗)

 

そんなこんなで退職を決め留学への準備を開始し、現在日本滞在残り3日となっております。

 

 

 

とまあ簡単に自己紹介をしたわけですが、こんな経験をしている人はそう多くないのではと勝手に思っており、社会人だけど留学に興味ある、海外生活してみたい、英語を使えるようになりたいと思っている方々と何かしらの情報を共有が出来ればと思っています。

 

ブログなんて初めてやるので面白い文章がかけるか分かりませんが、少しづつ記事を作成して多くの方に読んでいただけるブログを目指していこうと思っています。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

aroundfortyinuk