アラフォー独身男子の英国留学記

10年以上勤めた会社を辞め、学生時代からやってみたかった留学を決めました。留学への道のりから滞在中の英語学習や現地の様子を備忘録として、そして社会人留学を考えている人の助けになるようなブログを作成します。

全然Mind The Gapじゃ済まないロンドン地下鉄

日本の皆様こんばんは。こちらは昼の2時半になります。aroundfortyinukです。今日はタイトルにあるようにロンドンの地下鉄についてお話したいと思います。

 

ロンドンは東京ほどではないにしてもとても地下鉄が発達しているなと感じています。地下鉄を乗りこなせばロンドン市内であればどこへでも行けちゃうのではないかと思うほどです(言い過ぎた)。でも普段の生活では何不自由なく交通手段として使えていますし、かなり便利だと思います。この2週間過ごしてみて日本の電車と比較すると面白い点やちょっと変わっているなと思う点がいくつかあったのでご紹介したいと思います。

 

 

Mind The Gap

Mind The Gap

地下鉄に乗っていると、駅に着く際 ❝Mind The Gap❞とアナウンスしてくれる事があり「ギャップに気を付けてね」と注意を促してくれているわけです。Gapというとなんとなく「ズレ」とか「割れ目・裂け目・隙間」なんて意味が想像できると思いますが、写真を見て頂ければわかると思いますが、「いやこの段差、ステップ(階段)か?」と思うほどレベル差があります笑。多分15cm~20cmくらいの違いはあるのではないでしょうか。まだまだ英語初心者の私なので分かりませんが、これくらいのレベル差もGAPで言い表せるのものなのでしょうか。

 

最初私がこのMind The Gapを聞いた時「あぁ、ちょっとホームと電車の間に隙間があって落っこちないようにすればいいのね」くらいに思っていたのですが、上下のレベル差が生じてるのか!と驚きました。東京だと、飯田橋か市ヶ谷あたりの総武線の電車とホームの隙間がすごい開いているところがあるのは覚えていて、あれもちょっと怖いなと思っていましたが、上下のレベル差も知らなかったら転びそうですね汗。ぜひ皆さんもロンドンで地下鉄を利用されるときはこのMind The Gapを注意して聞いてみて頂ければ面白いかもしれません。

犬連れOK

ロンドンの地下鉄は飼い犬を連れて乗車できます。日本でもたまに犬用バッグに入れて連れている人も見かけますが、ロンドンは普通にリードにつないだままの状態で乗ってきます。それがまたかわいくてかわいくてしょうがありません。ニューヨークは鞄に入らない犬は乗車禁止となっているようで、何年か前に鞄に入った犬たちの写真や動画がバズっていましたね。

 

今週学校に向かう途中の地下鉄で柴犬を連れたお兄さんが乗ってきました。そしてそのお兄さんの向かいにはごっついおじさんがいたのですが、柴犬に向かってニコニコとほほ笑んでいた姿を見て「あぁ、なんて幸せな世界」とこちらまで幸せな気分になりました。また今日は小型犬が座っている乗客にしっぽを振りながら愛嬌を振りまいているのも見かけることが出来ました。

 

にしても、この犬たちを見るとちゃんとしつけが出来ている子たちだなぁといつも感心してしまいます。むしろ人間の方ががやがやとうるさい時もありますね笑 そんなかわいいペットに会えるのもロンドン地下鉄の面白さかもしれません。

 

どうにも座りにくい腰かけ

腰かけ

ロンドン地下鉄には車両によって腰かけエリアがあります。ちゃんと座面と同じようにクッション性のある(実際はほとんどないが)布が張ってあり、人がちゃんと利用できるようにデザインされています。ただ、この腰かけがどうにも座りにくいのです。もしかしたら私の足が短いせいもあるかもしれませんが、中々しっくりと座ることが出来ません。おまけに頭の部分は天井に向けて垂直に壁があるわけではなく、45度くらい内側に傾斜した形になっているので、頭もぶつかります笑 どうしてこんな設計になってしまったんでしょうね笑(→調べてみると、トンネルの形に合わせた車両形状のようです)

 

実はこの腰かけエリア、車椅子やベビーカー用のスペースとしてデザインされているようです。腰かけを作ることであえて座席をなくしてそのスペースに車椅子やベビーカーなどを設置できるようにしています。車両によっては、腰かけエリアの代わりに座面を倒して使えるようにしているものもあります。日本に比べてロンドン地下鉄の車両は小柄で対面の人との距離が短いです(これも車両によって差がありますが)。なのでできるだけスペースを有効利用できるように腰かけや座面を倒して利用する仕組みがとられているのでしょう。

 

意外と時間に正確

これは以前も少しブログの一部に書きましたがロンドン地下鉄は結構正確に到着します。駅のホームに後何分で到着するか電光掲示板で表示されています。海外の地下鉄の時間はあてにならないなんてよく聞きますが、この正確性には正直驚きました。

 

ロンドンには日本の乗換案内のような細かい時間などが検索できるアプリはない?のですが、グーグルマップで検索して乗換や時間、運賃を確認します(乗換案内ににたアプリはあります)。そして、グーグルマップで検索した所要時間よりも早く着いたりもします笑。これはなんだか得した気分になります。もしかしたらグーグルマップの時間が当てにならないだけかもしれませんが。

 

ただし、ストライキが結構頻繁に起こりますので、ご利用の際は利用線の情報はこまめにご確認ください。2022年に開通したエリザベスラインは毎週末ストが起きているとかいないとか。そんな事を言っている友達がいました。また、利用しようとした駅が急にゲートを閉鎖して新規入場を拒むこともあります。今日たまたまそれに出くわし一時駅周辺は人がごった返していました。一体なんだったのだろう。

 

雰囲気や清潔度

基本的に車内に悪い雰囲気が漂っていることは今のところありません。ただ、日本に比べると騒々しいかもしれません笑。結構大声で電話をしている人がいます。また、YouTubeなどの動画を音声付で垂れ流している人も見かけます笑。酔っぱらって同僚や友達の名前を大声で呼んでいる人も見かけます笑。もうこれは海外だからしょうがない、それが普通だと思って受け入れましょう。

 

また、車内は至って清潔な印象です。ただし、バスは色々な話を聞くとそうでもない時もあるようなのでご注意ください。私はまだバスは時間的に怖くて乗れていません。

 

 

と、2週間過ごしてロンドン地下鉄の面白さや意外な点に気付くことができました。次回ロンドン地下鉄のブログを書く時は乗り方をまとめてみたいと思います。すごく簡単なので観光に来られた時は利用してみてください。

 

本日も何でもないブログにお付き合いいただきありがとうございました。