今日クラスメイトから声がかっこいいと言われ調子にのっているaroundfortyinukです。でもこれは単に前日の飲み会で声を張り過ぎて枯れて低くなっているだけなのでした笑。
さて今日は、ロンドンの街中で見かける"一般的な"メンズファッションについてお話したいと思います。女性のファッションについては色々と情報が溢れていますが、中々男性のファッションについてはわからない事が多いですよね。私は出来るだけ社会に溶け込める様に郷に入っては郷に従えで現地の人の格好を参考に服を決めています。今回は冬編という事で、アウター、トップス、ボトムス、シューズに分けてお話したいと思います。また今後、春・夏・秋と各シーズンで記事を書いて日本のファッションと比較してみたいと思います。
アウター
パファージャケット
出現率70%
イギリスで良く見かけるアウターは以外にもパファージャケットでした(カッコつけて今風の呼び方をしてみました笑)。所謂ダウンジャケットですね。正直、イギリスの冬の気温は東京と殆ど変わりません。なので、ここまでパファージャケット率が高いのは驚きでした。カラーは大体ブラックで、他のカラーは殆ど見かけません。日本の冬の方がカラフルな気がします。
ブランドで良く見かけるのはやはりTHE NORTH FACEですね。次いで良く見かけるのはCanada Gooseかなと思いますが、それ以外のブランドが分からないジャケットの人が数としては多いでしょう。
また、形としては、フード付きのジャケットを好んでいる人が多いと思います。その理由はイギリスの気候に由来しています。イギリスは天気の急変がかなり起こります。なので、急な雨を凌げる様にフード付きのウェアを着ている人が多いです。私はWOOL RICHのフード付きジャケットを着ていますがとても便利です。日本にいる時は雨は傘で凌いでいましたが、イギリスは傘をさすほどでもない小雨(drizzle)が良く降るのでフードで凌ぐのが丁度良いんです。
コート
出現率29%
2番目にコートが来ます。正直あまりコートを着ている人は見かけません。ロンドンに来る前の私のイメージはイギリス紳士がビシッとスーツを着てその上からコートを着こなしているイメージで、まさにキングスマンのイメージでした笑。その様な人は今の所見かけた事はないかも知れません笑。きっとどこかには居るのでしょうけれど。こちらもカラーはブラックが殆どです。
その他
出現率1%
少数派として、デニムジャケットを着ている人を見かけますがかなり少数派でしかも日本人からしたら考えられないような薄着タイプの人がこの部類です笑。また、ウインドウブレーカーの様なジャケット派も少なからず居ます。最近は高機能なウインドウブレーカーも有りますから軽量で暖かいのは良いですよね。レザージャケットの人は殆ど見かけないです。
トップス
パーカー・スウェット
出現率65%
正直、ジャケットの下に何を着ているかはよく分からないのですが、地元民は結構パーカーやスウェットを着ている人が多いような気がします。ジャケットの下は結構薄着の人が多いかも知れません。基本的にラフな格好の人が多いです。
スーツ
出現率25%
トップスのカテゴリーに含めるか悩みましたが、シャツ・ジャケット、スーツという事で出現率を出してみました。先程も述べましたが、ロンドンでスーツを着ている人はかなり少数派です。かなりカジュアルな格好で仕事が出来る会社が多いようです。日本ももう少しカジュアルな装いで仕事が出来ると良いのですが。
ただエリアによってもスーツの出現率は変わります。昨日、クラスメイトの飲み会でCanary Wharfという駅の周辺で飲み会をしました。そこは金融関係の会社が多く事務所を構えているエリアらしく、スーツの着用率が高かったです。
薄手のニットやシャツ
出現率10%
残りは薄手のニットやシャツを着ている人になります。セーター等着ている人がもっと多いのかと思ったらそんな事はなく、ジャケットの下は薄着の人が多い感じがします。私は寒がりなので、ジャケットの下も厚手のセーターや某ヒートテッ◯なんかを良く着用してます。
ボトムス
ジーンズパンツ
出現率70%
ボトムスはほぼジーンズパンツです。しかも、今流行りのゆったり系のシルエットではなく、タイトめなシルエットのパンツを履いている人が殆どです。昨今オーバーサイズ等リラックスフィットの物が流行って久しいですが、そんな人は殆ど見かけないのには正直驚いています。たまにおしゃれな人がワイドパンツを履いているのを見かけますがロンドンではそこまで流行りに乗らないのが一般的なのでしょうか。
スウェットパンツ
出現率15%
ジーンズパンツの次に多いのがスウェットパンツのような気がします。ただ仕事着でスウェットパンツはかなり職業が限られている気がします。建設業に従事していると思われる人はスウェットパンツを履いている人が多いかも知れません。または、私のような学生やこれからジムやスポーツをしに行く人はスウェットパンツが多いですね。
スラックスやチノパン、カーゴパンツ
出現率15%
ここら辺の綺麗めファッションはあまりお目見えしません笑。何でなんでしょうね。
シューズ
スニーカー
出現率80%
これはもう堂々1位と言えるでしょう。NIKEのスニーカーが多数を占めています。次いでadidasのサンバやガゼルと言った種類のスニーカーを履いてる人が多いです。NIKEのスニーカーはあまり詳しくないのですが、ダンクやエアフォース率が高い気がしますが、その他のラニング用のシューズを普段履きにしている人もよく見かけます。個人的にラニング用のシューズはスッキリとした見た目でテーパードのジーンズなどと相性が良くてかっこいいなと思って見ています。またジャケパンスタイルの人もスニーカーを履いているの見かけます。あと最近よく見かけるのはonのスニーカーですね。友達でも履いている人をたまに見かけるのですが、履き心地が良いんでしょうか。僕は最初"on"のマークをgだと思っていました笑
革靴
出現率18%
スーツを着ている人は自ずと革靴になりますね。結構皆さん革靴のお手入れをしっかりされていて、とても見た目が良いです。今朝もピカピカの革靴を履いたサラリーマンがいらっしゃって、自分がサラリーマンしている時はこんなにケアしてなかったなと反省しました笑。
ブーツ
出現率2%
ブーツの出現率はかなり低いです。冬場はブーツ多いかなと思ったのですが、履くのが手間だから?か履いている人は殆ど見かけない気がします。個人的にはZARAとかで安めのサイドゴアブーツが履きたいのですが、そうこうしているうちに、春になりそうです笑。
日本のメンズファッションとの比較
日本のメンズファッションと比較すると幾つか違いが見られました。
・アウターは断然パファージャケット
・ボトムスはワイドパンツではなくタイトフィット
・どんな時でもスニーカーラブ
大きな違いはこんな所でした。昨今の流行りにはあまり流されずタイトフィット等まだまだ強い影響を与えているようです。
まとめ
ざっとロンドンの街行くメンズファッションをさらって来たのですがいかがでしたでしょうか。意外にもスーツ姿の紳士を見かけないのは驚きました。やはり海外あるあるかも知れませんが、カジュアルな格好の人が多いです。でも、スタイルが良いせいか、カジュアルスタイルでもなんだかオシャレに見えてしまう海外マジックが発生しているように思います笑。取り敢えず私もそろそろ服を買ってロンドンのメンズの仲間入りしたいのですが、円安が酷過ぎてマジで辛いです泣。現在£1=190円位なのでほぼ2倍の価格です。辛い…
まぁそんなこんなでZARAなどのファストファッションに頼りがちなaroundfortyinukですが、ロンドンで買えるおすすめのブランドもいつかご紹介したいと思います。個人の好みなので偏りがあるかも知れませんが笑
これから海外生活をスタートされる方で現地に溶け込んでみたい方は参考にコーデを組んでみてはいかがでしょう。海外に住むと意外と現地の人を真似る事は防犯の観点からもとても有効だなと思っています。観光客と分かるとスリにも狙われやすいですしね。こないだ、スリっぽい人を見かけました。居るもんだなぁと思いましたが、明日は我が身と思い身を引き締めて生きていきます。